別れさせってどんなもの?
テレビやニュースで存在を知ったものの
別れさせ屋をよくわかっていない人へ。
別れさせ屋ってどんなもの?
別れさせってどんなもの?
テレビやネットニュースでも取り上げられる「別れさせ屋」って一体どんなものなのか。
なんとなくはわかるけれど具体的に何をしているのかがわからないでしょう。
端的に言えば人と人の関係を終わらせる作業をする集団です。
一般的なものは男女間の恋愛解消ですが、男女間だけでなく同性間の恋愛、または恋愛以外で縁を切りたい方が依頼をする窓口です。
依頼内容は多岐にわたり解決方法も案件によって異なります。
一般的な方法は「ハニートラップ」という形ですが当事務所はその方法ではない別の形で対応しています。
謎の多い工作業者
別れさせ屋とは探偵社や興信所が男女の恋愛トラブルを解消するために始めたサービスです。
元々はこのような呼ばれ方はしていませんでした。
日本の探偵業者は何ら特権を与えられておりません。要は一般人と変わりないのです。警察のように捜査をするわけでもなく、また弁護士のように民事において仲介するようなこともできません。それでも探偵業という職業が成り立つのです。
例えばパートナーの浮気が発覚したとしてもその証拠を押さえなければ立証できません。立証できる証拠が揃っていれば弁護士などを利用して交渉ができるのですが、弁護士は証拠を集める仕事はしません。かといって民事のため警察も動かない。そこで探偵や興信所がその役を務めるのです。
ただ、皆が皆「浮気をすれば訴訟」「不倫だったら離婚」という選択をするわけではありません。
中には浮気相手と別れさせてもう一度夫婦の再生を目指したいと考える方もいらっしゃいます。しかし、証拠を押さえ、それをもとに話し合いという形式を取れば夫婦関係は冷め切ってしまうでしょう。結局法的な解決では恋愛トラブルは解消できないのです。そのため探偵社は別れさせ屋と称し、業務を始めたのがきっかけだったのでしょう。
調査を依頼する人は最終的な目的があります。
人探しを例にすれば、貸した金を返してもらいたいが居場所がわからないことがあります。あくまでも特定は金銭回収のためです。金銭回収の場合であれば弁護士が対応してくれます。探偵社の中にも違法に回収業務を行っているところもあるようですが、このように調べるためには最終的な目的があるのです。
別れさせも同じです。調査の過程で得られたものから別れるようにしていく。元々はこのように付加サービスとして始めたものが現在はメインのものとなったのでしょう。ただ状況は変わってきました。本来であれば調査で得られた証拠をもとに仕向けるものが、いつしか無い証拠を作り出すというものに変わっていったのです。しかしこのような方法は法律的な問題があります。作り出した嘘の証拠を理由にして離婚をするのは公序良俗に反します。また浮気をさせる、不貞行為をさせる形は担当する工作員が肉体関係を持つ形となるわけです。その業者が工作員にその行為をするように手配すれば管理売春にもなります。諸々からこのような方法は適していません。しかし、依頼を考えをしている方は、そのあたりの判断が出来なくなってしまっている方が多く、また「浮気=別れ」というのが一番わかりやすく感じるのでしょう。そのためこの手法を提案するところが多いのが現状です。
実際にテレビやニュース、小説などで紹介されるのはハニートラップのような方法です。地味で複雑な工作よりもわかりやすいためなのでしょう。ただお伝えした通りこのような手法は適切ではなく、当事務所ではおこなっておりません。
工作員はどんな人?
工作員と聞くと諜報員などのスパイ活動をする印象がもたれますが、別れさせ屋におけるソレは少し違います。
確かに情報収集をする上ではスパイのような活動に通ずるものがあるとおもいます。ただ至って普通の人間です。特殊な能力があるわけでもありません。もちろん、恋愛工作における様々な作業の中で培った技術というものがありますが、普通の人間です。
業者の中には登録制という形にしているところもあるようです。
500人以上いると言っている業者もあるようですが登録制ということは兼業で行っているわけで、バイト感覚の人も多いのではないでしょうか。高い金額を払う依頼人の身になってみれば不安でしょう。
面倒になってバイトを辞める恐れがある。
情報を持ち出して恐喝まがいのことをされそう。
そもそも技術がともなっているのだろうか?
このような悩みの中、依頼をしなければなりません。
会社がまともだったとしてもそこで働くスタッフがまともとは限りません。
規模が大きければ目が届かなくなるでしょう。
バイト感覚で働いているスタッフがいればいつ辞められるかもわかりません。
スタッフの都合がつかないという理由で思うように進められない可能性もあります。また教育されていないスタッフを使うのはそれに伴うリスクも高まります。
依頼人が担当スタッフを事前に選べるわけではありません。このあたりは業者の判断となります。それなのであれば最低限の部分をクリアしている業者に頼むべきでしょう。
業者はスタッフを抱えています。そのスタッフは求人情報を見て応募するのです。つまり、その業者のリクルート情報を見ればイメージがしやすくなるかと思います。
例えば募集要項に18歳以上と書かれている業者。これは危険なところと考えてよいでしょう。責任能力のない未成年がこの手の仕事をすればリスクが生まれます。普通のところであれば20歳以上です。危険な業者と考えるべきでしょう。またアルバイトや登録制を募集しているところも注意が必要です。
工作は緻密な作戦を練って行います。また経験も重要となります。教育されていないアルバイト感覚の人を起用すれば作戦も何もないのと同じです。中にはキャバクラ嬢や風俗嬢といった異性を対象とした職業に従事するスタッフを起用しているところもあるようですが、お金目当てで働くスタッフは情報を利用して恐喝まがいのことをしてくる恐れがあります。
業者は従業員の教育をしなければなりません。また離職したあとも元従業員は秘密保持が課せられます。突然いなくなる恐れのあるスタッフの場合、このあたりの対処ができなくなります。工作を行うためには担当するスタッフに案件の内容や経緯、依頼人の情報を開示しなければより良い工作はできません。つまり、その手の人員を利用することはのちのリスクも考えておかなければならないのです。
当事務所では現在工作員は従業員だけで運用しております。
しっかりと教育され、専業で業務を行っておりますので登録制やアルバイト感覚の人とは違います。このように安心してご利用できる形となっております。
経験も多いため経験不足による失敗はありません。安心して利用が出来る形となっております。
別れさせは海外でも?
別れさせたいと考える方は決して日本国内だけではありません。海外でもこの手のサービスはあるようです。
ヨーロッパやアメリカでは「カップルバスター」という名称で営業しているところがあるようです。中国でも似たようなサービスがあり、「別離代行」や「分手公司」と呼ばれているそうです。中国では3600円程度で依頼が可能のようでかなり格安で設定されているようです。内容は主に別れ話を代行するといったもののようです。そもそも話して解決するのであればこのような悩みには発展しないので、日本のそれとはまったく認識が違うようです。ただ同じように緻密な計画を立てて行うケースもあるのかもしれません。
このように世界規模で別れたいと思っている方のサポート業務をする業者はあるようです。決して特殊なサービスでは無いようです。
日本と同様に手法次第では法律に抵触する恐れがあります。中国でもやはり違法な業者は存在するようで、集客はインターネット以外にも新聞の三行広告などの媒体を利用しているようです。日本の法律とどの程度違うのかわかりませんが、先々日本のような手法で事前準備などをして自然な形で別れを演出するような業者が現れる日が来るのかもしれません。
このように海外の事情をお話ししましたが、当事務所では海外で行うケースもあるのです。基本的に邦人を対象とした案件となりますが、ターゲットが海外在住、または旅行や仕事などで海外にいる場合、現地で行うケースがあります。海外の場合渡航費がかかってしまい費用が高くなってしまいますが、それ以上に得られるものは大きいでしょう。とくに初期段階である接触や連絡先交換をするのは海外のほうが適しています。相手が旅行であれば、連絡先交換はほぼできるでしょう。
工作は相手のその日の気分や行動に大きく影響します。
例えばギャンブルをするターゲットの場合、勝っているときに話しかけるのと、負けている時では全く反応が違います。
それにより連絡先交換ができるかどうかにも影響します。しかし勝つか負けるかはその日の運次第です。このようにその時になってみなければわからないものです。
ただ、海外旅行に行っている状態はどうでしょう。嫌々ながら旅行をすることはないでしょう。もちろん現地で不快な思いをする可能性もありますが、日々の生活よりか心はオープンになっていることでしょう。また日本人が少ない環境だからこそ話しかけやすいメリットもあります。動きが見えない日々の生活、また気分の読めない中で行うよりは短期集中で海外にいる時を狙ったほうが先に進める可能性が高まるでしょう。ただ旅行などの場合は行き先などが明確になっていなければ難しいでしょう。